サイト設計

WEBサイト制作の発注者は、子供服アパレル企業で、主に自社製品を取り扱っている。

ブランド名

ブランド名には、ロシア語で魔法使いを意味する「カウブーニャ(колдунья)」から着想を得た造語『がうぶーにゃ』を採用した。

ターゲット層

0~13歳の子供を育てている子育て世帯や祖父母。または、その周辺の大人。
贈答品として購入することも考え、価格帯は高めに設定。

サイト制作の目的

①ブランドイメージを伝える

②商品購入につなげる⇒オンラインショップ
(アクセス数と問い合わせ数を伸ばす)

オンラインショップ

Webサイト作成計画の初期段階で、「クライアント企業はオンラインショップを主軸にする」ことを決めていた。

子供服はセット商品を主力販売とする方向に主眼を置いて作成。
セット商品にすることで、お客様がコーディネートに迷わないと考えた。
また、セット商品のメリットとして、セットを見たお客様がオリジナルコーディネートの考え方のベースにできると考えた。

季節ごとの衣替えを想定して、特集ページを作成。商品をカテゴリー分けしている。
可能な限りECサイトの再現を考え、商品はカートインして、中身を確認できるところまで作成した。(プラグインで作成。)

後発の子供服アパレル企業として

本WEBサイト制作の発注者は、子供服アパレルでは後発の企業であることから、ブランドイメージを伝える上で大切にしたのは、既存のブランドとの差別化を図り、顧客を増やすことだった。
WEBサイトに必要な情報として以下の5点を設定し、ブランドキャラクターを作成した。

  • 商品のストーリー(Topページスライドショー)
  • 製品へのこだわり(着心地+環境への配慮)
  • 商品一覧(オンラインショップ・ギフト)
  • キャンペーン告知(新着情報)
  • 会社概要

会員限定サービス

環境に配慮した独自の取り組みとして、自社製品を最後まで使い切る仕組みを作った。メンテナンスサービスやリサイクル商品(がうぶーにゃRebirth) の販売等は、コストパフォーマンスが低いため会員限定サービスに位置付けた。
「繕いサービス」「がうぶーにゃ交換会」「マーケットトラック」のほか、「季刊誌の発行(Free)」の紹介も付け加えた。

デザイン

「どんな個性の子でも着られる、動き回っても平気な服」を取り扱っているので、活発な子供の写真を多数起用した。

メインカラー(コーポレートカラー)は暖かみと柔らかさを感じるオレンジ色とした。

メインフォントはKiwi Maruを使用。柔らかさと読みやすさを重視して選定した。

オリジナルキャラクターの誕生

ブランド名が「ガウ」「ブー」「ニャ」という動物の鳴き声を組み合わせたように聞こえることから、オオカミ・ブタ・ネコのキャラクターを制作し、サイト上へ配置することにした。

制作時は、色合いをメインカラー(コーポレートカラー)に馴染むようにし、統一感を出すことを意識した。また、手描き風のイラストで暖かみを感じられるようにした。

※キャラクターはこのサンプルサイト制作にあたって描きおろしたものです。著作権は放棄しておりませんので転載等はご遠慮ください。